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株式会社リンクハック

代表取締役 花谷 燿平

いろいろな働き方をもっと気軽に知ることができる世界へ。採用イベントのオンライン化を支援

新型コロナウイルスの影響から、企業の採用活動はこれまでとは大きく変わってきています。このような状況で人材を確保するにはどうすればいいのだろうと戸惑っている採用担当者もいるでしょう。そこで株式会社リンクハックは、採用イベントのオンライン開催を効率化するツール『Bizibl(ビジブル)』を開発しました。代表取締役の花谷さんに、現在注力している点やこれからのビジョンについてお話を伺いました。

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「Bizibl」は採用イベントをオンライン開催できるサービス

 まずは事業内容について教えてください。

花谷 会社説明会や座談会といった採用イベントをオンラインで開催できる「Bizibl(ビジブル)」というサービスを運営しております。近い将来、確実にオンラインでの会社紹介がスタンダードになりますが、既存の運用方法では多忙な採用業務の中で複雑なオペレーションを強いられたり、急激なオンライン化により戦略的に取り組めなかったりする場合があります。一方で学生さん側も、参加フローが面倒だったり、事前情報の不足や氏名公開が参加ハードルになり、せっかくのオンライン開催なのに参加しにくい状況になっています。Biziblは、それぞれが抱える悩みの解消を目指すサービスになります。

 「Bizibl」を開発したきっかけは何でしょうか?

花谷 Biziblのアイデアを思いついた時期は2020年1月頃でして、新型コロナウイルスの感染拡大が広がるよりも前でした。それまで運営していたサービスが伸び悩んでいる中で、企業と学生や転職希望者がもっと気軽に出会えるサービスはないのだろうか?とふと思ったことがきっかけです。私は就職活動をしたとき、大阪と東京を何時間もかけて通いました。そのときに「なぜこんなにも無駄な時間を過ごしているんだろう。」と思うことがよくあったので、こうした学生時代の体験もベースにはあります。

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 「Bizibl」の強みはどんな点ですか?

花谷 Biziblの強みは2点ございます。1つ目は、ワンストップで準備から開催、そしてアーカイブ活用や候補者管理などの運用が出来る点です。現在は、これらの業務がサービス横断的かつ原始的に行われているため、担当者の負荷は増えており、そこを私たちがサポートしていきたいと考えております。2つ目は、求職者のプライバシーを守ることで参加するハードルを下げ、気軽に企業を知ることが出来る点です。例えば企業からZoomのURLが送られてきた際に「これって顔出しされてしまうのだろうか?氏名は公表されてしまうのだろうか?」などと求職者が不安になると、気軽には参加しにくくなってしまうので工夫をしています。

 今後の事業のビジョンについて教えて下さい。

花谷 今すぐ仕事を探している方もそうでない方も、もっと気軽に参加が出来て、さまざまな働き方をカジュアルに知ることができる世界を作っていきたいです。例えば、現在の仕事には満足しているけれど、他社にはどんな選択肢があるのだろうといったことが気軽に聞けるサービスであったり、今後リモートワークが当たり前になる中で、海外の会社を覗きにいけるサービスに広げていきたいと考えております。

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プレイヤーとして世の中を変え、その中での経験を将来に活かしたい

 なぜ起業をしようと思ったのですか?

花谷 私は大学でバイオテクノロジーを専攻していたので、卒業後は研究者になるつもりでした。3回生の時、ひょんなことからバイオテック関係者やバイオ研究者が集まるシリコンバレーのコミュニティを見つけ、現地で行われている合宿に思い切って飛び込みました。その合宿の中で、スタートアップやテクノロジーが次の世の中を創っていることを肌で感じました。ところが大学院で研究に携わる中で、研究費が投下されているのにも関わらず、肝心の社会へ還元されていないと感じ、事業化の必要性を考えるきっかけになりました。一時は内定先のコンサルティング会社でスタートアップを支援する側として働く予定でしたが、プレイヤーとして世の中を変え、その中での経験を将来に活かしたいと考え、就職することなく起業して挑戦する道を選択いたしました。

 起業するまでに、やっておいて良かったことはありますか?

花谷 研究者の道へは進みませんでしたが、大学でまじめに研究をやっていたことは良かったですね。この経験がなければ、困難に直面した時にすぐに諦める人間になっていたと思います。実は学生のときに研究が思うように進まなくて、とてもしんどい時期がありました。先生に「そろそろ別の研究テーマに変えたら?」とアドバイスをされたこともあります。でも、そこで私は意地になって、研究テーマを変えずに論文投稿を目標に研究を続けました。正直、思うような成果での論文投稿にはなりませんでしたが、自分なりに創意工夫し継続的に取り組んだことで胆力は鍛えられました。

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学生起業はほとんどリスクがありません。迷っているのであれば、とりあえずやってみてください。

 関西で起業してよかったことはありますか?

花谷 関西で起業してよかった点は、目立ちやすいことと、行政からの支援が手厚いことです。苦労した点は、スタートアップ企業の数は東京の方が多いので、関西では情報が少なくコミュニティも作りにくい状況だったことです。しかし、私はもともと関西出身ということもあり、シンプルに東京よりも関西のほうが自分には合っていて挑戦しやすい地域だと思っています。

 関西で起業をしようとしている人に向けてメッセージをお願いします。

花谷 学生起業はほとんどリスクがありませんので、とりあえずやってみてください。それに、もし失敗しても恥ずかしいと思う必要はありません。極論を言うと、アルバイトをしている時間よりも、起業をして挑戦している時間の方が得るものが大きいです。「起業しようか迷っているんです。」「起業するために何を勉強すればいいですか?」と足踏みをしてしまう時間があるのであれば、今すぐ行動してしまうことをおすすめいたします。

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ライター / 多田 有紀

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