超高速の品種改良×スマート養殖スタートアップのリージョナルフィッシュ+広島大学チーム、A-STEP採択が決定

リージョナルフィッシュ株式会社

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こんにちは。関西スタートアップニュース編集チームです。

リージョナルフィッシュ株式会社および広島大学、筑波大学、近畿大学は独立行政法人 科学技術振興機構の「研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム産学共同」に採択され、約3億6,500万円を上限とした助成を受けることを発表しました。

■ポイント

  • リージョナルフィッシュと大学チームがA-STEPに採択、約3億6,500万円を上限とした助成を受けることが決定

  • A-STEPは大学等で生まれた科学技術に関する研究成果を実用化し、社会還元を目指す技術移転支援プログラム

  • プロジェクトでは、広島大学が開発したゲノム編集ツール「プラチナTALEN」を駆使し、安全かつ有用な魚やウニの作出を構想中

かつて日本の漁業生産量は世界1位だったそうですが、ここ30年で8位に転落してしまったそうです。リージョナルフィッシュの持つ技術で、これからの日本の水産業を盛り上げていきたいですね!

====以下、PR TIMESから転載====

リージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:梅川 忠典、以下、「リージョナルフィッシュ」)および広島大学、筑波大学、近畿大学は独立行政法人 科学技術振興機構(JST)の「研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型)」に採択され、約3億6,500万円を上限とした助成を受けることが決定しました。この資金により、研究成果の実用化を目指してゆきます。■本件の背景
かつて日本の漁業生産量は世界1位でしたが、この30年で世界8位へと転落し、かつて水産業を支えた地域では人口流出が進んでいます。一方で、世界では”タンパク質クライシス”をはじめとする食料不足問題が生じています。このタンパク質需要の高まりを受け、世界の水産生産量はこの30年で倍増し、研究開発や設備投資も盛んに行われています。このままでは日本の水産業は国際的な競争力を維持することが困難な状況にあり、日本の水産業を取り巻く課題の解決に残された時間は多くありません。
今回採択された研究成果を社会実装することにより、水産生物の育種をより一層加速させ、持続的な水産養殖を目指すことで、日本の水産業の発展や地域振興の一助に、ひいては日本の水産業が再び世界の頂点に返り咲く一助となりたいと考えております。

■研究内容

水産生物を対象としたゲノム編集育種法やタンパク育種法の新規開発、育種を行います。タンパク育種法はタンパク質のみを使用して育種を行う手法であり、従来の育種方法よりも効率的であり、食品としての安全性が担保されます。また、消費者にとって有益な特性をもった水産生物の研究開発も同時に進めることで、育種の幅を広げていきます。

■A-STEPとは
今回採択された独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)」は、大学・公的研究機関等で生まれた科学技術に関する研究成果を実用化することで研究成果の社会還元を目指す、技術移転支援プログラムです。また、A-STEPには実施予定の研究開発の状況に応じて複数の支援メニューが設けられています。今回リージョナルフィッシュが採択された「産学共同(本格型)」は、社会的・経済的なインパクトを生み出すようなイノベーションの創出に向けて、産学共同での本格的な研究開発を実施し、社会での実用化に向けた中核技術の構築を目指すものです。

JSTのプレスリリース:https://www.jst.go.jp/pr/info/info1464/index.html

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※左からRF 古場玲 研究員、広島大学大学院 統合生命科学研究科 坂本尚昭 准教授、RF 岸本謙太 研究開発部長、広島大学ゲノム編集イノベーションセンター センター長・山本卓 教授、広島大学大学院 統合生命科学研究科 佐久間 准教授

■ 本プロジェクト研究責任者、広島大学ゲノム編集イノベーションセンター センター長・教授 山本卓のコメント

ゲノム編集は、人類の様々な問題を解決する可能性を秘めた技術です。エネルギー問題や食糧問題の解決に不可欠な技術として期待されています。
本プロジェクトでは、広島大学が開発したゲノム編集ツール「プラチナTALEN」を駆使し、安全かつ有用な魚やウニを作出したいと考えています。

■ 本プログラム企業責任者、リージョナルフィッシュ 研究開発部 部長 岸本謙太のコメント
私たちは、古典的な選抜育種法や突然変異育種法、現在のゲノム編集育種法の中から、最も安全かつ効率的な育種方法を考えました。

本プロジェクトでは、水産生物の育種を行う方法を一から見直し、より安全かつ効率的なゲノム編集育種法であるタンパク育種法を日本のゲノム編集研究の中心である広島大学と新たに考案し、開発・実装することを目標とします。この技術開発が成功すれば、現在と比較してより良い水産物を消費者に提供することができます。

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ライター / 関西スタートアップニュース編集チーム

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